前屈みになると痛みで腰が抜けそうになる腰痛
症状
前日に子供の学校公開があり寒い中グランドで体育の授業を見学。見学中から腰に違和感があったが、休めば大丈夫と思い様子をみていた。 翌日の朝はそれほど痛みはなかったが、家事をしていると徐々に痛みが強くなり、前屈みや下の物を取ろうとすると腰から臀部に痛みが走り、ストンと力が抜けるような感覚がした。 このままだと痛みで動けなくなると心配になり来院。
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来院者
女性
40 代
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期間
2019年1月 ~ 2019年1月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
2回
施術と経過
初診:動きを確認すると前屈時に左臀部に痛みが強く出る。臀部の緊張をとるためにふくらはぎへの鍼を考えたが、仰向けもうつ伏せも怖いとのことで、肩甲骨際のツボを選択。 刺鍼後、動きを確認すると痛みが大幅に減少、動きがスムーズになったが、仙腸関節付近に痛みが残ったため、さらに肩甲骨のツボと前屈みに関係する脛のツボに刺鍼。 痛みも違和感もほぼ消失したが、明日の朝が心配とのことで翌日の来院を促し終了。 2診:起床時、臀部に違和感があったが、動きは問題ないとの事。前日の施術を安定させるため、ふくらはぎと肩甲骨に刺鍼。臀部の違和感もなくなり、動くときの不安もないため終了とした。
使用したツボ
まとめ
今回は、寒い中長時間外にいたため上半身が緊張し、その緊張が臀部に影響を与え痛みが発症したと考える。 腰や臀部が痛いからと痛む場所だけをみるのではなく、全身を観察し、全体の動きはスムーズか?どこで不調和が出ているのか?原因をしっかり見つける事で早期の改善につながった症例である。