【川越の鍼灸・整体】自律神経と耳鳴り・突発性難聴・めまい・頭痛・顔面神経麻痺を得意とする治療院

膝痛・変形性膝関節症の症例

症例1
患者

女性 60代

来院

2017年6月

症状と来院理由

もともと膝に痛みはあったが歩いたり、日常生活には問題がなかった。1ヶ月くらい前に床に座らなければならないことがあり、正座は出来ないので低い椅子を使い2~3時間ほど座った。

 

会が終わり立ち上がると痛みでまともに歩くことができない。病院で痛み止めをもらって経過を見ていたがあまり変化がない。以前鍼灸院に通っていたことがあり、鍼治療なら何とかなるかもと思い来院。

治療内容と経過

歩行の状態を確認すると痛みのためバランスが悪く、足が上がっていない。膝は全体的に痛みがあり曲げると痛みが強くなる。まずは膝の屈曲をスムーズにできるよう臀部に刺鍼、同時に足を上げやすいように股関節に関係するツボをとった。

 

痛みはあるが楽に曲げられるようになり歩行も軽く感じるとの事。次に膝の前後を整え、最後に活法を加え改善を図った。2回目以降同様の治療を週2回のペースで行った。

 

6回目の治療後、痛みはほぼ消失、正座はできないが曲げ伸ばしが楽になったので、メンテナンスのため月1~2回の通院をおすすめし終了とした。

同時に治療した症状

なし

使用した主なツボ

膝根 中腰 膝眼(外) 委中

考察

痛みを我慢しながら長時間座っていたのが原因で起きた膝痛で、そのことで体のバランスが崩れ歩行にまで問題が出ていた。こういった場合、どうしても膝に目がいってしまうが膝に治療をしてもあまりいい結果が出ないことが多い。

 

今回は全体を観察し原因を見つけ、臀部から膝の動きを改善できた。痛みにとらわれず全体を観ることの大切さをあらためて認識した。

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