鍼・灸とは
鍼灸を初めて受ける方から、よく聞かれるのが「そもそも鍼灸って効果あるの?」「痛そう」「お灸は熱いでしょ?」などです。
ここでは鍼灸を初めて受ける方に「鍼灸ってこんなもんですよ」って紹介し、安心して受けて頂けるようご案内しますね。
鍼灸は本当に効果あるの?
はい、あります。
「本当ですか~」って声が聞こえてきますが、本当に効果があります。
鍼灸は様々な症状に効果を発揮します。
肩こり・腰痛などの運動器の疾患から自律神経の乱れや生理痛・不妊症など多岐にわたります。
特に病院では原因がわからない様な症状には鍼灸治療がおススメです。
ただ… 鍼灸院や鍼灸師の技術・経験・知識によってかなりばらつきがあるのが現状です。しっかり効果をだすには治療院選びが大切になります。どんな症状でもどうぞという治療院もあれば、得意な症状に特化している治療院もあります。
どちらがいいかと聞かれると正直困りますが、大切なのは効果があるか、からだの変化を感じることが出来るかになります。あなたに合った鍼灸治療をすれば効果を感じることが出来ます。
当院では、自律神経の不調・突発性難聴・耳鳴り・胃腸の不調を得意としています。
多くの場合、その場で身体の変化を感じていただけます。ぜひ一度ご相談くださいね。
鍼は痛くないの?
効果があるのはわかったけど、痛いのはやだな…
その気持ちすごくわかります、僕も痛いのが大嫌いです。出来れば痛みもなく気持ちいいぐらいで治してほしい、これが本音ですよね。
安心してください。痛いのが嫌いな僕がおススメするので大丈夫です。鍼は見た目は痛そうで、怖そうかもしれませんが、ほとんど痛みはありません。
無痛とは言えませんが、チクッと感じる程度です。
初めて鍼をした方は「えっ、もう鍼したんですか?」「全然痛くないんですけど…」など、イメージとの違いに驚かれる方が多くいます。
でも、お灸は熱いんでしょ?
いいえ、そんなに熱くはないですよ。
熱くすることはできますが、熱すぎると効果がなかったり火傷をしてしまったりするので、心地いい位の暖かさになるように注意しています。気持ち良くて寝てしまう方もいらっしゃいます。
また、お灸にはいくつか種類があって、肌の上に直接もぐさ(←ヨモギの葉でお灸の材料のこと)を置いて火をつけるものや
もぐさと肌の間に厚紙などをひいて間接的に温めるもの(せんねん灸みたいなもの)、箱灸や棒灸などと呼ばれるちょっと変わったお灸など、さまざまなものがあります。
僕のおススメは箱灸です。本当に気持ち良くてお風呂に入って温まった感じです。
これらを患者さんの体質や症状に合わせて使い分けるので、何か心配事や希望があれば教えてくださいね。
本当に暖かくて気持ちいいので、冷え性の方などには特におすすめです。
受けてみたいけど、洋服は脱ぐの?肌は出すの?
治療に行くときの服装は悩まれると思いますし、どこまで肌を出すのかは特に女性の方は心配ですよね。
基本的に鍼灸を受けるときは専用の治療着に着替えます。これは肌の露出が最小限になるよう工夫されています。患者さんにとっても、術者にとっても楽なんです。
施術中は、寒さ対策と肌の露出を少なくするためにタオルを数枚使い、施術をしないところは隠すよう工夫もしています。患者さんが安心してリラックスできるよう努めているのであまり心配しないでくださいね。
※初めての治療院だと治療着がないところもあるのでゆったりとした服装で、背中が開く服を着ていくことをおすすめします。
鍼灸治療前後で気を付けることはありますか?
あまり気にすることはないのですが、
鍼灸治療前だと…
・食事は1~2時間くらい前に済ませておくといいかもです。
・来院されるときは香水等は控えていただき、貴金属品等は治療前に外していただきます。
治療後は…
・運動やお風呂も問題ありませんが、直後の激しい運動や長風呂はおススメしません。
・食事や飲酒もいいのですが、お酒のまわりが早くなる方もいらっしゃるので飲みすぎ注意です。
当院からのおススメは
鍼灸治療の後はなるべくのんびり休んでくださいね。